注文住宅における施工業者の重要性
建売住宅は購入前に決められた土地に部屋中の間取りなど、設計が決まった状態で建てられ売られている住宅のことをいいます。これに対して注文住宅は建築主が土地を購入し施工業者と契約を結び、間取りや使用する壁紙など細かな部分まで、建築主が選ぶことができるのです。注文住宅を建てる前に、まず施工業者をどう見極めるのかはとても重要です。 施工業者を見極めるといっても普段から付き合いがない限り、どうやって見極めればいいのか難しいものですよね。まずは何社かに見積もりをもらい、自分がどのような家を建てたいのか業者と話し合うことは大切です。例えば建築主の意見をどのように受けとめてくれるのか、施工業者として専門的な視点で意見を述べてくれるのかは重要であるといえます。
注文住宅にかかる様々な価格とは
注文住宅を建てるためには自分の意見をきちんと受けとめてくれる、施工業者を見つけることは重要です。一方でどれくらいの価格が必要なのか、価格に対しても注目しなければなりません。建築費だけではなく請負契約時には住宅性能表示制度の申請費用や、自治体に家を建てる確認をとるため申請をする建築確認申請費用、着工時にはその土地の神様に土地の使用を乞う地鎮祭の費用もかかります。 その他にも柱や棟、梁などの骨組みが完成したら棟上げ式を行い、完成への祈願を行います。建物が完成したら新築建物の表示登記や所有権保存登記、抵当権登記費用など様々な費用が必要なのです。これに加え注文住宅の予算は平均すると3000万円から5千万円くらいといわれています。